【共通】オート供給のときの液肥濃度は、毎時間同じ濃度ですか?
- kita589
- 2021年1月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年4月9日
毎時間同じ濃度にならない場合があります。
前提として、ゼロアグリは設定いただいた液肥供給時間帯と液肥濃度(ppm)をもとに液肥を供給します。液肥は、液肥供給時間帯にしか流れません。液肥濃度は、1日の液肥供給時間帯に設定された濃度(ppm)で供給されるように自動的に調整されます。
ゼロアグリは設定いただいた液肥濃度(ppm)をもとに、水系統の電磁弁と養液系統の電磁弁の開ける秒数の割合(液肥混合比率と呼びます)を割り出します。ppmの設定値によっては、ちょうどよい液肥混合比率に割り切れず、毎時間、同じ液肥混合比率にならないことがあります。
具体的な例を以下に示します。例えば、液肥濃度を100ppm に設定した場合に液肥混合比率は2.5割となるとしましょう(これはあくまで例で液肥の組成や濃度などによって液肥混合比率は変わります)。
そうすると、毎時間の液肥の混合比率は以下のような形になります(全時間帯、同じ供給秒数の場合)。

※表の項目は上から供給秒数(秒)、供給量(L)、混合比率(割)です。
また実際には、オート供給時は毎時間、供給秒数が異なってきますので、上記のように綺麗に2割、3割とならないことがあります。ゼロアグリが1日を通して、設定された液肥濃度(ppm)に調整しているだけなので全く問題ありません。
猛暑日施肥調整機能をお使いの場合は、さらに猛暑日施肥調整機能によって、液肥濃度が薄い時間帯と濃い時間帯が発生します。詳しくは猛暑日施肥調整機能のページをご覧ください。
