猛暑日施肥調整機能
- kita589
- 2021年1月6日
- 読了時間: 2分
更新日:3月6日
猛暑日施肥調整機能は、夏の高温時に作物への影響を低減する液肥供給の仕組みを提供します。
高温時における植物の根は一般的に、硝酸などの栄養塩濃度が低い液肥ほど吸収しやすいと言われています。
猛暑日施肥調整機能は高温であると判定した日は自動的に、高温となる日中に濃度を下げて供給し、夕方頃に濃度を上げて供給します。
猛暑日施肥調整機能の動作は以下のとおりです。
1. 設定された開始日から終了日までの間、当日の午前11:00前に取得した12時~16時の気象予報の中で予想平均気温が設定値(適用値)を超えた場合に動作します(※)。
予想平均気温が設定値(適用値)を超えなかった場合はオート供給設定で設定された液肥供給時間に従って液肥供給を実施します。 ※但し、ゼロアグリオプション品の温湿度計を設置している場合、温湿度計の値を参照できます。
2. 1の発動条件を満たした場合、設定された施肥量削減率、施肥量削減時間に従って濃度を下げた液肥供給を実施します。
3. 設定された施肥量回復時間に施肥量削減時間帯に下げた分、濃度を上げた液肥供給を実施します。
猛暑日設定時の動作イメージ


猛暑日施肥調整機能の設定を以下に記載します。
1. 管理画面の「履歴と調整」から「施肥設定」のタブをタップ(クリック)します。
適用したい系統の猛暑日施肥調整機能をOnにします。その後、「詳細」をタップ(クリック)します。

2. 「猛暑日施肥調整機能設定一覧画面」にて「追加」をタップ(クリック)します。

3. 「猛暑日施肥調整機能設定画面」にて下記項目を入力します。

最後に保存を押下すると設定を保存して終了できます。
