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【Lite】ステップ2 オート供給初期設定

  • 執筆者の写真: 雪 上村
    雪 上村
  • 2024年7月7日
  • 読了時間: 3分

注意

初期設定を入れる前に必ず以下をご確認ください。

1.液肥設定が完了していること(液肥の設定方法はこちら


ここではオート供給を開始する為に必要な、系統の情報と設定値を入力します。

・系統の情報

 作物名、株数、面積の情報を入力します。

 ※ 隔離栽培の場合は隔離培地の総面積を入力してください

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・設定値

 供給に関する設定項目を4か所入力します。

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①初期供給量(株/系統/10aあたりのいずれか)

 オート供給を開始する時点の作物に対し「晴天の時、最低でも1日に1株当たり(系統/10a)この量を供給したい」という量を指します。

 ゼロアグリはこの値を元に、予報日射量と併せて計算し供給を行います。

 

②‐1供給時間

 「編集」から設定画面に遷移します。

 「水色」が水のみ供給の時間帯、「緑色」が液肥を混入して供給する時間帯、「白色」が供給をしない時間帯を示します。画面上部で「液肥」ボタンを選択してから数字(時間帯)をタップすると緑色に、「水」ボタンを選択してから数字をタップすると青色に供給時間を設定できます。

②‐2「強制供給」

 供給したい時間帯の下にある部分にチェックを入れると、日射量が低かった場合でも次回に持ち越すことなく最低限の供給を行います。必ず供給したい時間帯がある場合、チェックを入れてください。チェックは自由に外すことができます。

(強制供給の使用例:施肥を行い、1日の最後にチューブ内に残った液肥をフラッシングしたい場合)

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 最後に下部の「OK」ボタンを押して設定を保存してください。


③あさいち供給

 通常ゼロアグリでは、設定している供給時間帯の中でその日に必要な量をゼロアグリが考えて供給します。

 そのため、供給の必要がないと判断した場合、供給時間として設定していても供給しないことがあります(供給を”スキップする”ともいいます)

 しかし、あさいち供給という機能をONにしていると、その日の1番初めの供給時間は必ず供給されます。


④液肥濃度(ppm)

 この時点で施肥も行う場合、流す液肥の濃度もあらかじめ設定する必要があります。

 左端の「編集」から設定画面に遷移します。目標濃度の画面下の「+」「ー」ボタン、またはスライダーで調整します。

 目標濃度の考え方」

液肥濃度は「窒素成分の濃度」で考えます。100ppmの場合、1000Lの水が流れると100gの窒素分を施肥する濃度となります。

1日の液肥供給時間帯において100ppm前後となるようにゼロアグリが自動計算をして液肥を供給します。

設定は液肥濃度のため、供給量によって実際の施肥量が変わってきます。

実際の施肥量を供給履歴などから確認し、液肥濃度の調整に役立てましょう。


最後に”保存”をタップ(クリック)すると、ホーム画面に戻りオート供給が始まります。

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以上でオート供給を開始する為のステップは完了です。

今後、栽培が進む中で上記の設定を変更しながら栽培管理を行っていただきます。


 
 
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