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施肥量・CO2排出量の見える化

  • 執筆者の写真: 雪 上村
    雪 上村
  • 2023年11月30日
  • 読了時間: 3分

更新日:1月10日

ゼロアグリは、緑の食料システム戦略の定める「2030年に化学肥料使用料の20%低減」に資する製品として、農林水産省が定める基盤確立事業実施計画の第1号の認定を受けており、みどり投資促成税制の対象機械となっています。

<みどり投資促進税制対象機械カタログはこちら👈>


栽培者様自身の環境への意識を高め、農業におけるカーボンニュートラル、SDGsに貢献する栽培を進めるきっかけとしてぜひ活用して頂きたい機能です。


↓↓みどりの食料システム戦略についての記事はこちらをクリック↓↓

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概要

ゼロアグリで施肥供給をした場合、蓄積している施肥のデータベースをもとに、施肥基準と比較した結果を定量的にグラフで確認できます。

グラフは管理画面で見ることができるほか、エクセルデータにしてダウンロードすることも可能です。


今作の定植日(基準日)から栽培終了日、もしくは任意の期間を設定でき、以下の項目を系統ごともしくは全系統の合計で確認できます。


①施肥量

都道府県等で決められている施肥基準との比較と、実際の施肥量を月ごとに定量的に確認できます。

施肥基準と比較することにより「減肥量」「減肥率」を見ることができます。 

また、前作のデータがあれば今作と比較した結果をグラフで見ることもでき、平均施肥量から将来的に使用される施肥量を予測しグラフで確認することもできます。


②CO2排出量

実際の施肥量から、CO2排出量を自動計算(※)して定量的に確認できます。

施肥量と同様に、慣行基準との比較・前作との比較、平均施肥量から将来発生するCO2排出量の予測についてもグラフ上で確認できます。

算出する際は施肥が「製造~運搬~施肥」されるまでの条件を想定しています。

(※)環境省・経済産業省が公表する「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス等の算定のための排出原単位データベース(ver.3.2)」に準拠

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設定方法


メニューの「振り返り」から「施肥量・CO2排出量」をタップ(クリック)すると操作画面が表示されます。


1.期間選択

見たい系統もしくは[合計]をタップ(クリック)し、表示期間を選択。

必要項目を入れたら最後に「編集」をタップ(クリック)します。

「栽培期間」の場合

⇒定植日は設定済みの日付が自動的に反映され、栽培終了日も自動的に反映されます。

※まだ栽培終了モードではない場合、この画面で終了日を入れるとその日付が今作の終了日に反映されてしまうのでご注意ください

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②「期間指定」の場合

⇒先ほど入れた任意の期間が自動反映されます。

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3.イレギュラーな施肥情報を入力

ゼロアグリの運用で施肥せず、元肥等を入れた場合は施肥情報を入れます。

ゼロアグリ以外での施肥:10㎏/系統の「編集」から施肥した月に量を入力してください。

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4.施肥基準の入力

施肥基準の窒素・リン酸・カリウムの合計値を入力します。

月毎に10アール当たりの量を入力します。施肥基準がない月は未入力で大丈夫です。

入力し終わったら「保存」をタップ(クリック)します。

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5.結果表示

施肥量とCO2排出量の実績と減肥量・減肥率が表示され、確認できます。

さらに、右側にあるダウンロードボタンを押すとExcelデータが取得できます。

※グラフ化はされません。ご自身での作成が必要です)

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見える化機能の使い方は以上です。

是非、ご活用ください。

















 
 
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