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施肥量オート調整機能

  • kita589
  • 2021年1月7日
  • 読了時間: 4分

更新日:10月23日

施肥量オート調整機能は、土壌水分・季節・栽培ステージによって潅水量が変動しても、計画晴天時窒素量(mg/株)をゼロアグリに登録しておくことで、計画に沿った窒素量(mg/株)を安定して供給できる機能です。そのため、潅水量に左右されず計画的に施肥を行うことができます

※日中帯のすべての時間において曇一つない晴天のときに施肥される窒素の量のこと

(曇天・雨天時でゼロアグリが極端に少ない潅水量で制御をしている場合は計画に沿った窒素量が供給されない可能性もあります)

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施肥量オート調整機能を初めて使用するには事前にシステム設定が必要となりますので、まずはサポート担当までご連絡ください。

サポート担当に施肥計画を設定してほしい場合

弊社のサポート担当による施肥量オート調整機能の計画を反映する際は手続きが必要です。

2通りありますが同意書を作成して承認いただけた場合のみ、ご利用することができます。

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施肥量オート調整機能に関する注意事項

  • 本機能は作物の生育を保証するものではありません。

  • ご登録いただく計画晴天時窒素量(mg/株)の正確性について、弊社では保証致しかねます。内容は必ずお客様ご自身でご確認下さい。

  • ご登録いただく計画晴天時窒素量(mg/株)は晴天の日を仮定した計画値の為、実際の施肥量はその日の日射量に応じて減少します。

  • サポート担当が反映する場合はデータ作成からゼロアグリへの登録まで約1か月かかります。導入をご希望の際は、早めのご依頼をお願い致します。

  • 作成したデータは、お客様の確認・承認後に登録します。すべての計画内容に誤りがないか、必ずご確認下さい。

  • 潅水量が極端に少ない場合、実際の窒素施肥量が計画を大きく下回ることがあります。

  • 本機能はゼロアグリが生育状況を自動で判断して施肥量を調整するものではありません。計画した窒素量と日射量・土壌水分量に基づき、液肥濃度を自動制御する仕組みです。

    ※生育に応じたお客様による調整は、倍率設定の変更で対応頂けます。

  • 液肥混入器などのメンテナンス不足により、液肥の吸い上げが十分でない場合や設定が間違っている場合は正常な窒素施肥量を供給できない場合がございます。

ご自身で計画値を設定する場合

同意書の作成は不要です。上記注意事項を必ずご理解頂いた上で、下記の方法で計画をご入力ください。

■設定方法

1.ホーム画面の「施肥設定」を開き、「現在の設定値」にある「詳細」を押します。

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2.出てきたページの「編集」を押して、計画晴天時施肥量を入力します。設定例をご参照ください。

設定できたら保存を押しホーム画面に戻り、1.の手順で「詳細」を押し、グラフを確認してください。

【設定例①】決まった期間ごとに、毎日同じ量を施肥したい

 期間ごとに枠を2つ作ります。

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設定後の計画グラフ

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【設定例②】日々、徐々に施肥量を増やしたい

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設定後の計画グラフ

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3.設定後の運用例は下図の通りです。

計画値・供給した分は色分けされて折れ線グラフで表示されます。データはエクセルでダウンロードすることも可能です。

計画晴天時窒素量(mg/株)➡日中帯のすべての時間において曇一つない晴天のときに施肥される 窒素の量。ゼロアグリに登録した計画値

供給窒素量(mg/株)➡実際に施肥された窒素の量

実晴天時窒素量(mg/株)➡計画晴天時窒素量をもとに供給倍率などの値を考慮した窒素の量

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■計画した供給量を一時的に増減させたい場合

実際の窒素施肥量や植物の樹勢、その時の気候などにより窒素施肥量を計画値から一時的に増減させたい時には供給倍率で変更できます。倍率を変更したら、その日の設定にすぐ反映されます。

1.「施肥設定」を開き、「現在の設定値」にある「編集」をタップします。

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2.表示された画面のスライダー部分を触って倍率を変更します。初めて設定する時は「1倍」の状態です。

任意の倍率に変更した後、「保存」を押して完了です。


例)2倍➡計画値の量の2倍の窒素量(計画値)に変更

  2.5倍➡計画値の量の2.5倍の窒素量(計画値)に変更

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