急速調整機能
- kita589
- 2021年1月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年1月17日
急速調整機能とは
通常、AI が新しい目標水分量に適応するまでには時間がかかります(2~3 日程度)。
急速調整機能 は、目標水分量への到達速度を早めるために今日、明日の供給量を強制的に変更し AI に適用する機能です。以下のような場面で使用すると効果的です。
1. 萎れが目立つようになってきたので目標水分量を上げたが、すぐにでも供給量を増やしてほしい とき
2. 花卉栽培などですぐに供給を少なくして土壌の水分量を下げたいとき
急速調整機能は「ホーム画面」の土壌水分量タブに表示されているメーターマーク(下記画像参照)から開きます。なお、このメーターマークは供給量の傾向を表しており、下記のようにAIの学習状態を表します。
設定方法
1.まず初めに「ホーム画面」の「土壌水分タブ」を開き、目標水分量を上昇させます。

2.「土壌水分タブ」の「メーターマーク」 をタップ(クリック)します。

3.晴天時供給量(L)と 実供給量(L)のグラフが表示されます。
晴天時供給量とは「1 日を通して晴天が続いた場合に供給する推定の供給量」を表し、
実供給量とは「実際の供給量」を表しています。
4.今日、明日の晴天時供給量を右側のスライ ダーで上昇させます。晴天時には晴天時供
給量に近い供給量となりますので、目安の供給量をスライダーにて調整してください。
曇天や雨天時など日射量が少ない場合は晴天時供 給量よりも少なくなります。調整が
終わりましたら、チェックボックスにチェックを入れ、「保存」ボタンをタップ(クリ
ック) してください。

5.「保存」ボタンをクリック(タップ)すると 「栽培中設定画面」に戻ります。 メーターマー クが以前より上向きになっていれば、調整された晴天時供給量が AI に
反映されていることになります。 土壌水分量を下げたい場合も同様の方法で実施して
ください。
注意
急速調整機能を使用する場合は必ず目標水分量の設定を適切な値に変更してから実施をしてください。急速調整機能はあくまで目先(その日から 2~3 日程度)の供給量を調整する機能です。AI は急速調整機能での調整後は自動的に土壌水分量のデータから供給量を算出します。そのため、長期的に供給量を調整するためには目標水分量の設定変更が必要不可欠となりますので、必ず目標水分量を適切な値に設定してください。
