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強制供給(フラッシング供給)を行う

  • kobayashisatoko
  • 2001年8月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年7月8日

強制供給とは、設定された時間帯はスキップせずに必ず供給を行う設定です。

1日の最後にチューブ内に残った液肥をフラッシングしたい場合に使用すると便利な設定です。


ゼロアグリでは、供給時間の下限値(最小供給保証時間※1)を設けており、

日射量が少ない時や土壌水分量が目標値に十分届いている場合など、

セロアグリが計算した供給時間がこの下限値に届かない場合は供給をスキップすることがあります。これは、水が十分に行き渡る時間を保証するための制御です。このように制御することで、短すぎる潅水が発生せず、作物に必要な水量を確保することができます。


強制供給では、ゼロアグリが計算した供給時間が短い場合にもスキップせずに、

最低でも最小供給保証時間分の供給を行います。

※1 最小供給保証時間はソフトウェア内部で決められており、基本的に変更はできません。変更したい場合は担当者までご連絡ください。


【通常の設定の場合】

 ゼロアグリが計算した供給時間:40 秒

 最小供給保証時間:60 秒

  → ゼロアグリが計算した供給時間 < 最小供給保証時間 のため供給をスキップ 


【強制供給設定の場合】

 ゼロアグリが計算した供給時間:40 秒

 最小供給保証時間:60 秒

  → 最小供給保証時間の60 秒分供給を行う


 ゼロアグリが計算した供給時間:120 秒

 最小供給保証時間:60 秒

  → 計算された時間が最小供給保証時間以上のため、計算通りの時間 120 秒分の供給を行う


設定方法

1.「ホーム画面」の「時間設定」タブを選択します。

ree

2.設定したい系統番号の「編集」をクリックします。

ree

3.強制供給を行いたい時間帯にチェックを入れ、

 「保存」をクリックして設定を保存します。

 ※供給時間が設定されていないとチェックはできません。


 【施肥設定が ”ゼロアグリEC” or ”濃度” の場合】

ree

 【施肥設定が ”混合比率” の場合】

ree


注意

強制供給を設定すると、日射量や土壌水分に関係なく供給が行われます。すべての時間帯にチェックを入れてしまうと、本来は不要な場合でも供給されるため、供給量が多くなりすぎてしまい、土壌の水分量やEC値が大きく外れてしまう原因となります。必ず 必要な時間帯のみ に設定をするようにしてください。





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