土壌センサー埋設
- kita589
- 2020年1月1日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年7月8日
定植 4 日前までに土壌センサーを適切に埋設します。土壌センサーの埋設方法は以下のとおりです。
1. 土壌センサーを埋設します。
土壌センサーを埋設する際に重要な点は以下の2点です。
①ハウス内で平均的な土質の場所(水はけが悪すぎず、乾きすぎない)を選んでください。
②土壌センサーは点滴チューブの真下、かつドリッパーから10cm程度離したところに埋設してください。
各センサーの埋設時のポイント
【Stevens製 HydraProbe2の場合】 少しだけ斜めに傾けて、金属棒が点滴チューブの真下になるように 埋設してください。

【A・R・P製 WD5の場合】
土壌センサーは、水の流れを遮ることなく、地面に対して横向きに立てて埋設していただくと正確な測定ができます。
植物が最も活発に水分を吸収する、根の近くに設置してください。※1

2. 土壌センサー周囲(半径約 20cm)の土を手で軽く押し固めます。 土壌センサーに土を密着させ、計測値を安定させるために行います。 埋設後に水をかけると、埋設によって生じた空気が抜けて土壌が安定するのが早まります。
3. 土壌センサーの値が取得できていることをウェブアプリで確認します。
※1:根が既に十分広がっている状態の場合、横向きに埋設すると根を傷つけてしまう可能性があります。その場合はセンサーを縦向きに埋設することも可能です。
◇縦向きに埋設する場合
ヘラなど(ホームセンターで入手可能な、シーリング材を塗布する際に使用するヘラが適切な大きさです)を使用して縦穴を掘り、やわらかい土であればセンサーを土壌に差し込みます。なお、硬い土壌などで無理に差し込むと、センサーの故障原因となる場合があります。
また、センサーを強く押し込み過ぎますとセンサーで土を固めてしまい、含水率が高めにでる場合があります。
このような場合は、ヘラを使って土をやわらかくほぐしてからセンサーを埋設してください。

警告
土壌センサーは一度埋設したら、栽培が終わるまで掘り返さないようにしてください。土壌センサー を掘り返し、位置をずらした場合、水分量などの計測データの連続性がなくなり、オート供給の制 御に影響を及ぼす可能性があります。
