土壌センサー(無線タイプ)の通信状態と設置について
- kobayashisatoko
- 2024年6月28日
- 読了時間: 2分
無線での通信は周囲の環境や天候、および通信状態によってはうまく通信が行われず、1点~3点(10分から30分)※1ほどデータが抜けてしまう場合があります。
通常、数点程度のデータ欠損であれば潅水への影響はありません。
ただし、1日のデータの欠損数が全体の3割を超えると、翌日の潅水に影響が出てしまいます。
※1 データは10分に1回受信します。
通信状態は、無線センサーの設置位置を見直すことで改善する場合があります。
土壌センサーを無線タイプで使用している場合、無線土壌センサー(子機+土壌センサー)と無線親機がセットになります。この2つ機器同士の間に障害物などがあると、通信状態が悪くなります。
また、電波は地面にも遮られてしまうため、ある程度の高さがある場所に設置することで、
より通信状態を改善することができます。
!無線センサーの設置のポイント!
・無線親機と無線子機はできるだけ同じ高さにしてください。
難しい場合は無線子機側が高くなるように設置してください。
(※設置の高さの目安は下表をご参照ください)
・内蔵のアンテナの向きが地面と垂直になるような向きで設置してください。(図1)
無線親機はBOXの長い辺が地面と平行になるような向きで、
コネクタ部分を上に向けて設置頂くとアンテナが地面と垂直になります。
無線子機はアンテナの向きが2タイプあります。
BOXのふたを開けてアンテナの向きを確認して設置してください。

※高さはあくまで目安です。 高所での作業は非常に危険ですので、
無理な設置はしないようお願い致します。

電波強度は管理画面から確認できます。
1.「設定管理」のタブをタップ(クリック)する。

2.「無線センサー状態」の項目に電波強度が表示されています。

