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【ユニット】液肥混入器が作動しないのですが故障でしょうか?

  • kita589
  • 2021年1月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年4月16日


注意

本記事はゼロアグリユニットのご購入の方向けとなります。ゼロアグリ制御盤をご購入,サブスクリプションをご契約の方は配管資材等をすべてお客様ご自身にてご準備いただくため対象外となります。ご留意ください。

ゼロアグリユニットの液肥混入器が全く作動しない場合、以下の原因が考えられます。

1.液肥混入器の上部カバー部の「ON・OFF」切り替えが「OFF」になっている。

「ON」のときのみ液肥混入器の内部エンジンが動作するようになっていますので、使用する場合は必ず「ON」になっていることを確認してください。モデルによって液肥混入器の「ON・OFF」の状態が異なります。 ZA2500Aの場合

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ZA5000-LD, ZA10000 の場合

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2.ゼロアグリユニットの1次電磁弁(水・養液)が両方とも開く状態となっている。

水の電磁弁が「AUTO」になっていることを確認してください。 水の電磁弁が「OPEN」かつ養液の電磁弁が「AUTO」、水の電磁弁が「OPEN」かつ養液の電磁弁が「OPEN」の場合、液肥混入器が接続されている養液側の系統に水圧がかからず、液肥混入器が動作しません。


3.液肥混入器の内部エンジンが正常な位置に収まっていない。

内部エンジンが正常な位置に収まっていない状態の場合、動作不良を起こす可能性があります。上部カバー部を外し、内部エンジンが下記の写真のとおり、下まで押し下がっていることを確認してください。下記のとおりになっていない場合には内部エンジンを下まで押し下げてください(「カチッ」という音が鳴る場合があります)。

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4.適切な流量・水圧で使用できていない。


仕様については「【共通】ゼロアグリ 各モデルの製品仕様書」の各モデルの仕様書をご確認ください。


5.内部エンジンのシール(Oリング)のグリスがなくなっている。

シリコングリスの塗布箇所、方法は「【ユニット】液肥混入器のメンテナンスは何をすればよいですか?」をご覧ください。

6.内部エンジンのシール(Oリング)が変形している。

変形している場合は正常に作動させることができませんので、交換となります。本体納品時に付属しているシールキットがある場合は、そのシールキットを使用してユーザー様ご自身で交換・修理することができます。修理方法は「【ユニット】液肥混入器の内部エンジンのシール(Oリング)が変形しています。どのように対処したらよいでしょうか?」をご覧ください。シールキットがない場合はネタフィム代理店や当社までお問い合わせください。


7.内部エンジンのスプリング・ピストンが折れている。

スプリング・ピストンが折れている場合には交換となります。ネタフィム代理店もしくは当社までお問い合わせください。


8.内部が藻や肥料の沈殿によって汚れている。

汚れが酷い場合は,クエン酸や塩酸など酸性洗剤や次亜塩素酸ナトリウムを水に溶かして,ディスクを浸し,水で洗い流すと汚れが綺麗になります。


9.シリンダーに傷がある。

シリンダーに傷がついている場合は交換となります。ネタフィム代理店もしくは当社までお問い合わせください。


シリンダー等各種パーツの配置


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